2012年・・・・今年の沢庵漬

食・レシピ

11月に漬けた沢庵が食べれるようになりました。
今年は糠も多く入れ、干し柿の天日干しの皮も多めに入れたためでしょうか、甘さもあって美味しい沢庵漬になりました。
奥出雲地方では、なま漬けと言って3月頃まで食べます。
3月頃になると発酵してくるのですが、その状態を漬物がわくと言って、早く食べたり、酸っぱくなると畑に捨てたりする場合もあります。
私は、しっかりと重石をして、今年の場合は一年しっかりともたせました。
先日、最後のものを食べ終わりました。
今回漬けた沢庵も何とか来年の今頃まで食べれるようにしたいと思っています。
姑から、夏噛み(なつがみ)用といって塩分を効かせた沢庵漬けを教わったのですが、今年はそれができませんでした。
毎年、塩辛くて困っていましたが、それなら2年でも3年でもしっかりと重石をして食べ続けれると思います。
以前、5年ものの沢庵をいただいたことがありますが、本当に美味しかったです。
私は、これまで夏噛みの漬物は秋になってから酒粕に渡して、粕漬けにしていました。
それはそれで、とてもおいしいお漬物になります。
いずれにしても、発酵食品に変化をとげ、味も美味しく、身体にも良い食品へと生まれ変わっていきます。
白菜も樽漬けにしました。ビニールに?・・・ですが、そのまま漬けるとカビが出やすいので私はこんな漬け方をします。
白菜もそうですが、キャベツも洗った後、ざるに上げ、少し天日干ししてからつけると美味しくなります。
しっかりと重石をして、水が上がったら少し重石を軽くします。
私は、浅漬け風より、少し発酵して酸っぱさがでた状態が大好きです。
最近は、田舎に住む人も、沢庵漬けをする人が少なくなっています。
酢漬けが流行っているようです。
よく耳にするのは、「若い者は浅漬けみたいなものが好きで、糠漬けしても食べんのだわ。酢漬けが簡単だしね」という言葉です。
したがって、ベテランのおばあさん達も段々に酢漬け派が増えているのです。
使用されているお塩も自然塩でないと、いつまでも塩からいだけで美味しさへと変化しません。
私のお漬物が美味しいと食べていただけるのも、お塩が良いからでしょう。
私が漬けるという作業はしていますが、美味しさは素材が自然といっしょになって作ってくれているのです。
今年の年末も、私のお漬物ファンに、お正月のお餅と一緒に届けたいと思っています。
こんな環境にあることに、心から感謝です。
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