映画「にあんちゃん」を見ました。




私が小学校低学年の頃、学校で見せられた「にあんちゃん」(NHK BSプレミアムで放送されました)を半世紀ぶりに見ました。
1959年に故今村昌平監督が作られた映画です。
あらすじは、両親を亡くした極貧の兄弟姉妹のお話です。
長門裕之さんが主役とずっと思っていました。幼い頃に見た映画としていつも印象に強く残っていたのでしょう。何か気になっていました。
今回改めて、全部を見て、うろ覚えだった内容を知ることができました。
あの時代は、皆が一生懸命生きているようなときでした。
映画を見て、当時の日本がいかに貧しかったか、そして、今の日本がどれだけ豊かになったのか、思い知りました。
震災、台風被害、豪雨被害、今年は特に様々な災害に見舞われた日本全土です。
にあんちゃんに見る、町の様子、人々の服装、仕事の様子などは、災害後の今の日本よりはるかみ貧しいものでした。
そんな貧しさから今の豊かさを手にした日本人は凄いと思いました。
これからは、豊かさから失ったものを拾い集めながら、精神的豊かさと物質的豊かさのバランスのとれた社会作りをしていけたらと願います。
この映画、今の子供たちが見れば、現代との違いに想像だにできない生活でしょうが、それでも、できれば見せてあげて欲しいものです。
あんなに貧しい中で育っていったハングリー精神や耐える心は、きっと今の子供たちにも訴えてくれるものがあるのではないでしょうか。
私の育ったころは、親たちは働くことに精一杯で、子供達に干渉する時間さえありませんでした。
可愛がってはくれましたが、本当に一生懸命働いていました。
子供は子供同士で遊んだものです。
私も姉や弟、近所のお兄ちゃんたち、年下の子供達とおもちゃを作ってもらったり、ちゃんばらごっこについて回ったり、野山を駆け回って遊んでもらいました。
川で魚をとったり、船に乗せてもらったり、今の親たちなら「あぶない」、「危険すぎる」などと訴えられそうです・・・・。
丸いちゃぶ台で正座して食事をしたこと、ラジオで赤胴鈴乃助を聞くのが楽しみだったこと、テレビの無い時は、近所に見せてもらいに行っていたことなど、忘れかけていた幼い頃の思い出が甦ってきた「にあんちゃん」の映画でした。
この映画を見て、あんな環境から立ち上がってきたのだから、これからだってやり直せると思えたのは私だけではないでしょう。
また一歩から頑張ればいいと思えたことに感謝でした。




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