初対面!! 可憐なカタクリの花

奥出雲町より

今日は、安来にある竹葉さんにご挨拶に行ってきました。
このお店は、NHKの連続テレビ小説で放映中の「ゲゲゲの女房」の舞台になっている地にあります。
米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」(JOJG)で2003年から7年連続で「庭園日本一」に選ばれた足立美術館のお隣という立地条件の良い場所にあります。
アポなしでお邪魔したため、来客中の女将さんとはお話できませんでしたが
ご主人が気持ち良いご対応をしてくださり、嬉しい限りでした。
女将さんはマクロビオティックを熱心に学ばれていて、予約すれば
マクロビオティックのお食事もできます。
機会を見つけて夫とお食事をいただきに行きたいと思っています。
昨年の「久司偕子・アヴェリーヌ顕彰碑建立記念」の久司先生の
講演会で女将さんが夫のお隣で、久司先生のお話を終始、一所懸命
メモされていたそうです。
その熱心さに夫が感心して、私にその様子を話してくれていました。
今回は、残念でしたが、またの機会に女将さんともお話ができれば
と願っています。
久々の足立美術館周辺は、大きな建物も建築中で様変わりしていました。
「ゲゲゲの女房」もあってでしょうか、観光バスの数が以前来た頃より
多い気がしました。
お土産屋さんもたくさんの人出でした。
商品もゲゲゲの鬼太郎グッズ満載といった感がありました。
そんな安来からの返り道、広~い田んぼの中に懐かしい蓮華の花
見つけました。
思わず車を止めて写真を撮りました。

一面がピンクのれんげの花というのではありませんでした。
れんげの花のかたまりが点在しているという情景でした。

そして、その花を5本だけ摘んで車に持ち帰りました。
花の匂いをかいでみると、懐かしい昔の一面ピンクの田んぼの風景が
甦ってきました。
お友達とその田んぼでころころ寝転がったり、花をいっぱい摘んで
首飾りを編んだりした幼い日が昨日のように思い出されました。
松江に帰るまで、ハンドルを握る手からそのれんげの花を離すことが
できませんでした。
決して豊かではなかったはずの幼い頃、どんなに心は豊かだったことでしょう。
身近にお花畑が広がっていたりしていたのですから・・・。
よその畑や田んぼでしたが、家の前には桑畑があって、時期になると
紫の実がたくさんできていました。
許可がもらえていたのでしょう。その甘い実をほおばって口を紫に
染めていたものでした。
また、その向うに広がる田んぼにれんげの花が咲きみだれていました。
昔は6月ごろが田植えでしたから、れんげの花は田んぼにすきこまれて
ゆっくりと肥やしになっていました。
現在は、5月の連休に田植えを済ますところが多いため、れんげを肥やし
として熟成させるには期間が短すぎるため、他の肥やしをやるそうです。
農業も時代と共に、寂しいものになっているような気がします。
一面ピンクのれんげの園、あの風景をまた見てみたいと願うのは
難しいことのようです。
しっかりと懐かしい情景を彷彿させてくれたれんげの花、夕食のときに
ちょっと湯をかけて、何かの上に散らして彩りにしようと思います。
今夜の食事もこれでまた、華やかさと話題を提供してくれることでしょう。
今日も素敵な人と花との出会いに心から感謝です。
玄米を美味しく炊きましょう
身体においしい玄米を食べましょう

初めてカタクリの花に出会いました。
毎週週末奥出雲に帰るのですが、毎年忙しくて船通山に
カタクリの花を見に行くことができませんでした。
今年こそは、GW の間に登りたいと思っていますが、
そんな思いの中、船通山の麓の民宿たなべ
玄関へのアプローチに可憐に咲きかけていました。
頂上では雪が降り、マイナス2度という寒さにまるで方をすぼめてしまったような咲き方です。
まだまだ蕾。GW に入れば美しい姿をみせてくれるのかしら・・・。
実は、カタクリの花、奥出雲食房のシンボルマークのモチーフなんです。
船通山は奥出雲町のシンボルの山。カタクリの花はユリ科。
店長の名前が百合子という訳でモチーフに・・・。
娘がチョイチョイと作ってくれました。
マクロビオティックの陰陽も意識して作ったようです。
色もマークも私のお気に入りです。
娘には、ほんとうに感謝しています。
色も形もけなげで、本物に出会って、更に好きになりました。
船通山の頂上には、一面にその可憐な姿が広がっているようです。
沢山の方たちの長年の努力が織り成す景色です。
並大抵でないその尽力に感謝したいですね。
奥出雲に帰ると、どこかの温泉に寄り、一週間の疲れを癒して
松江に戻ります。そして、また一週間を頑張りぬくという感じです。
私は民宿たなべの露天風呂がお気に入りで、玉峰山荘を好む夫とは毎週
どちらにするかと折り合いの付け合いです。
今回は、私のお気に入りを選んで正解でした。
ここのお湯は、嬉野温泉(佐賀)・喜連川温泉(栃木)・斐乃上温泉(島根)という日本三大美肌湯温泉の一つで、せっけんの泡もたたないようなヌルヌルの湯です。
夕方の人での少ない時間帯ということもあって、しばし一人占めの
露天風呂では、東屋の柱を額にその中にはめこまれた自然の山々の
絶景を堪能できました。
曇った空から晴れ間が見えると、本来二重の山々が一重に見えていたのに
その光に奥の山、手前の山と重なりがはっきりとして、遠近がでて神々しさを増します。
植林された深い緑の木々の間に咲く山桜の薄いピンク色が、見るものの心を
ほっとさせてくれます。
真っ二つに分かれた植林された緑の木々の隣には、これから新緑を
映し出してくれる木々がその若芽をベージュに染めて、不思議な
景色を見せてくれています。
そんな山々の手前には露天の力強い石の姿。
ぬるめの湯で、ゆっくり浸かりながら、心からすべてに感謝したい
そんな気持ちになっていました。
自然と一体になっていくような、自分がそんな景色の中に溶けて、
まるで透明人間になっていくような錯覚を覚えました。
お風呂でこんな不思議な感覚を感じたのは初めてでしたが、
こんな素敵な環境のお風呂には、そうそう出会えません。
平日なら、こんな露天風呂が独り占めできる時間が持てるかも知れません。
そっと、奥出雲町の船通山にきてみませんか。
きっと、素敵な癒しができることでしょう。
帰り道、鳥上小学校前の橋からみえる船通山、少し夕焼けに染まって、明日は晴れかな・・・。
きっと25日の日曜日はたくさんの人出になるでしょうと、この環境に心から感謝して奥出雲を後にしました。
玄米を美味しく炊きましょう
身体においしい玄米を食べましょう

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