お料理に行ってきました。

久しぶりに大阪にある「けいあいの舎」での忘年会に、奥出雲の食材でマクロビオティック・ベースの郷土料理などを出させていただきました。

マクロビオティックの食事が、初めてのお客様がほとんどのようでした。
いつもと違う面々に、どうかなと心配でしたが喜んでいただけたようです。
田舎料理中心の、ほとんどは、私がいつも食べているようなものです。
奥出雲の新鮮な食材を、自然な環境ごとお届けし、食べていただいたときだけでも、健康につなげていただけたらとの思いで、一生懸命作らせていただきました。
私の作った、沢庵漬け、酢漬け。
舅が無農薬、天日干しで作ってくれたお米や大豆でつくった味噌。
奥出雲の農家の方たちの作ってくださったお漬物やお野菜。
そんな、精気のこもった食材を食べていただきたくて、頑張ってきました。
皆さん興味津々だったのが、不思議でした。
また、いろいろご質問もいただきました。
私世代の男の方も多くいらっしゃったので、皆さんの食事と私の食事とそう内容に大きな違いはないだろうと思っていたのですが、ご質問の内容から、食の欧米化は子供達の世界だけではないんだなと感じました。
正直、少しショックでした。

1970年代、アメリカでマクガバン・レポートが発表された頃の状況が、今の日本の食の姿なのではないでしょうか。
私の食事を喜んでくださるのは、以外と男性が多いのに驚きます。
それも、グルメを極めてきた方たちが多いのです。
おいしい食事を求めて、イタリアの田舎など、世界中に何度も足を運んだ方、生ドレッシングの会社の代表の方、世界中を回ったツアーコンダクターの方などなど・・・・。
おいしいといわれるフランス料理も、もう見たくもないと言われた方もあります。
そんな方が、素朴な私の田舎料理をおいしいと言ってくださるのです。
原点に帰るというのでしょうか・・・?

私がマクロビオティック食に変えて、丸5年が経過しました。
玄米中心の食事も、食べ続けることで身体がドンドン元気になってきているのを実感します。
でも、マクロビオティック食を絶対のものと思いたくなくて、のめり込みたくなくて、いろいろなものも食べては自分の身体で反応を確認する毎日です。
もちろん、ケーキもときには食べます。お肉やお魚だって、お饅頭だって、チーズだって食べます。
そんなとき、気にするのは、その食材の食物循環です。
牛乳も、放牧され草を食んだ牛の乳なら、自然に沿った育てられ方をしたものならよしとしています。
卵もときどき、無性に食べたくなります。そんなときは、平飼いの自然な餌で育てられた鶏の有精卵を買っていただきます。
あれはダメ、これはダメは、私は好きではないので、自然に沿ってできた食材なら、おいしくいただきます。

また、人から、私のためにいただいたものは、ありがたく頂きます。
マクロビオティックでダメといわれているものでも、感謝していただきます。
マクロビオティックを通して、ほんとうに沢山の素敵な生き方をされている方たちと出会わせていただきました。
クシマクロビオティックから勉強を始めた私ですが、今は桜沢先生の原点を学ぶことも増えてきました。 父の学んでいた正食も勉強したいと思っています。
最初は、塩分の少ない食事でしたが、私の身体からこれまでのものが排泄されていったからでしょうか、薄味だけの食事では、不都合が生まれるようになりました。
マクロビオティックでは、すべてが刻々と変化していくと言われますが、
私の身体もドンドン変化しているのだなと感じます。
その変化に合わせて食事を変えていく必要があるのでしょう。
毎日、自分の身体と向き合い、食べたものと向き合い、いろいろ観察して学んでいくことは、ほんとうに楽しいものです。

大阪で私の食事をおいしいと食べてくださった方たちが、健康について考えてくださる機会になったら良かったのですが・・・・。
楽しい時間を共有させていただき、素敵な出会いをたくさんいただいたことに心から感謝でした。
また、マクロビオティックを一緒に学んだ2人の友人がお手伝いしてくれました。
さまざまなおしゃれなスウィーツも作ってくれて感激でした。
都会のマクロビオティックのおしゃれさも、また私の学びとなりました。
ほんとうに楽しい時間を
あ・り・が・と・う
と、誰に感謝していいのか分からないほどの楽しい時間でした。

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