松江の日本茶カフェに行ってきました。




松江は、お城があって、上品な風情のあるきれいな街です。
お殿様(松江藩七代藩主の松平出羽守治郷=不昧:ふまい公)がお茶をたしなみ、
茶道を完成し、不昧流という流派を興し、それは今でも受け継がれています。
その影響で今でも普通にお抹茶を飲む習慣が生活の中に生きています。
お茶消費量も静岡に次いで2位、和菓子の一世帯の購入量は日本一だそうです。
観光で、和菓子作り体験もあったりしています。
そんな松江には、いくつかの日本茶カフェがあります。
以前から気になっていて、まだ行っていなかったお店に行ってきました。
千茶荘 日本茶カフェ スカラベ136です。
「お抹茶セット」と

「抹茶のエスプレッソ」を

頂きました。
抹茶のエスプレッソなんて興味津々だったのですが、あわ立ち具合といい、
苦味といい、抹茶のエスプレッソでした。
美味しかったです!!
松江北公園の木々も紅葉していて、きれいでした。
気軽に入れるお店で、気に入りました。
お客様がきたときには、是非お誘いしてみようと思います。
家から近いということもあって、これまでは、たちばなさんをよく利用していました。
宍道湖が見えて、松江情緒たっぷりのお店です。
老舗の和菓子屋さんではなく、ケーキ屋さんが開かれた和菓子のお店です。
先月、来てくださったお客様は、こちらにお連れしました。
宍道湖の夕日を見た後、立ち寄ったので、日がすっかり暮れていたのですが、
目の前の嫁が島がライトアップされていて、素敵でした。
お客様にも抹茶とお菓子、それに松江の風情を楽しんで喜んでいただけました。
松江は不昧公というお殿様のお蔭で、お茶の文化が今でもしっかりと
根付いています。
お茶は、お茶道具をつくるためのにいろいろな工芸技術を生みます。
掛け軸などの絵などの芸術も生みます。
お庭の手入れも必要です。
ほんとうに素敵な道だと思います。
お手前には、少しの隙も無駄もなく、とても美しいものです。
私は男の人のお手前を見るのが好きです。
きりりとして、能とか仕舞を舞っているようです。
その動きは合気道にも通じている気がします。
合気道の型を見たことがありますが、それも同様に、
きれいで美しいと思いました。
その呼吸法、今でも学んでみたいと常々思っています。
どちらも体に芯が通っていなくては、きれいに見えません。
私の祖父も叔父も不昧流のお茶をたしなみ、奥出雲の山奥の田舎で茶室を
こしらえて楽しんでいました。
今も母の実家に行って、茶室でお茶をいただくと幼い日や、高校生の頃
祖父がお花やお茶を教えてくれたときのことを思い出します。
お花は池坊だったのですが、祖父が朝早くから斐伊川の川原に行き、
柳の木をとってきて、私に教えようとしてくれました。
その頃は、熱心ではなかったので、祖父をがっかりさせたものです。
東京にいるときに、能舞台開きのお手伝いをしたことがあるのですが、
そのとき、役者の方を案内するのに襖の開け閉めもわからず、
戸惑ってしまいました。
役者さんの周りには、凛とした張り詰めた空気があって、私は
自分の未熟さに愕然としたことを覚えています。
道を究める人の、清々しい凛とした厳しい空気に初めて触れた瞬間でした。
それから、やっと本気で、お茶とお花を習い始めたのですが、
その奥深さや美しさに感動したものです。
そして、茶道や華道にも武道に通じる呼吸法があるような気がしました。
おじぎ一つにも、気のながれや呼吸法があって、それらには相通じる
ものがあり、ほとんど同様なものではないかと私は思っています。
その気の流し方や呼吸法は、またお料理をするときにも同じものを感じます。
久司偕子・アヴェリーヌ夫人の「おいしい」というお料理のビデオをときどき見させていただくのですが、蓋の取り方、しずくの落とし方がお茶のときの釜の蓋の扱いそのものです。
娘にも勧めるのですが、習う気が全くないようです。
私の若い頃と同じです。
どこかで、そんな機会にめぐり合って欲しいものです。
茶道も華道も、ほんとうに素晴しいものだから・・・・。
若い人たちも、敬遠せず、もっと親しめたらいいのにと思います。
一呼吸つける素敵な時間があることを知ってもらえるだけでも
いいのですが・・・。
松江にお出でになったら、是非、抹茶の飲めるカフェに足をお運びください。
こんな素敵な国に生まれたことに感謝したくなりますよ。




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