2009年の沢庵漬ができました。

今年もおいしい沢庵漬ができました。
昨年の11月に漬け込んだ3月までに食べる沢庵、
ほんとうにおいしくできました。
以前の沢庵漬けのブログは、ここここです。
漬物や梅干の味にうるさい息子にも大好評でした。
都会に住む子供達ですが、添加物の入っていない梅干や漬物を見つけるのに苦労するようです。
私の梅干がお気に入りで、時々送るのですが、先日は今年できあがった沢庵もおいしいと言ってくれました。
「塩だけで漬けたものが欲しいのに、何でいらないもの入れるんだろうね」という言葉に、私も言いようのない虚しさを感じます。
姑から教わった沢庵漬、私流になってきた感もありますが、
それでも子供からおいしいと言ってもらえると嬉しいものです。
今年は、姑から教わったレシピから塩の分量を減らしてみました。
また、一部を甘酒の残りに漬け込んでみました。
これはこれで甘くてお茶請けに最適になりました。
発酵食品を発酵食品に漬けるのですから、身体にもいいかもしれませんね。
今回の沢庵漬のレシピと漬け方を紹介します。
姑が準備をしてくれたものが沢山あります。
手に入らないものも多いでしょう。
それはそれでなくてもかまいません。
準備するもの
・干大根 10Kg
・塩 500g
・糠 1~1.2Kg (なるべく無農薬のものが良い)
・大根葉のほしたもの 適量(最後の段のふた用)
・ウコン 適量(黄色の色をつけたいときに使用。)
・とうがらし 適量(いたみ防止なので多すぎないこと)
・こんぶ 適量
・干柿の干した皮 適量(多いほど甘さがでる)
・炒り大豆 適量(甘さがでるのと、香りが良くなる)
・なすの根、葉の干したもの 適量(香りが良くなるけれど、色が黒くなるのでお好みで使用)
・みかんの皮を干したもの 適量 (安全なものがあれば)
・漬物用の桶(プラスチック製のものでも良い)
・漬物用ビニール袋
漬け方
? 分量内の塩を干し大根にまぶす
? 糠はふるいにかけて、砂などがあれば除いておく
? 塩、?の糠、ウコンを混ぜる(100gの塩を別にとっておく)
? 桶に漬物用の袋をいれる
? 桶の底に糠をまく
? 大根を並べる(底に大きい大根を入れる。上にいくほど小さい大根にする)
? 一段ごとに糠や準備した柿の皮などを載せる
? 井桁になるように次の段に大根を並べ、?を繰り返す
? 最後の段に糠等をいれたら、とっておいた塩を振り、大根干葉で蓋をする
? 空気を抜いて、ビニール袋の口をねじる
? 落とし蓋を置き、重しをする(最初は5~7kgぐらい。水が上がれば軽くする)
? 1ヶ月ぐらいしたら、食べれます。
干大根の甘さや大きさに合わせて、調整をします。
今年は干柿の皮をミキサーにかけて、糠としっかり混ぜて漬けてみました。
塩の量も昨年は姑のレシピどおり600gにしたのですが、今年は500gにしてみました。
11月中旬に漬けたのですが、12月下旬にはおいしく食べれました。
1月に入ってからは、さらになじんでほんとうにおいしくなりました。
最初の頃、おいしいけれど、ちょっとしょっぱいと感じた分を、甘酒ののこりにつけこんでみました。
これが、とてもおいしくて好評でした。
大根の干し方、塩、糠の量で1~2月に食べるもの、3~4月にたべるもの、夏にたべるもの(夏噛みと言っています)を順次漬け込みます。
1~2月用は、大根は4~5日干します。塩は500g前後、糠が1~1.2Kg。
3~4月用は、大根は1ヶ月ぐらい干します。塩は800g前後、糠1Kg。
夏廻しのものは、大根は1ヶ月ぐらい干します。塩は1Kg前後、糠700~800g。
以上は、干大根10Kgに対する分量です。
塩が少なすぎると酸っぱくなってしまいます。
しょっぱすぎたら、甘酒に漬けたのは私の勝手な漬け方ですが、酒粕に漬けてもおいしくなります。
瓜の奈良漬の2番漬をしたときに、最初に漬け込んだ瓜を取り出した後の酒粕に入れておいても、おいしくなります。
塩出しをして、ショウガ、醤油、砂糖などで味付けをして食べても夏などおいしいお漬物に変身します。
塩出しをして、甘辛く炊いてもおかずの一品になります。
そんなこんなで、田舎ではいろいろな工夫をして、食べています。
皆さんも自分流でおいしい沢庵漬に挑戦してみてください。
今年もおいしい沢庵漬ができたことに、心から感謝です。
沢庵漬け関連です。
参考にどうぞ・・・
たくあん漬(大根の糠漬)をしました。
大根の糠漬け(沢庵漬け)をしました。

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