今年も梅干し漬けました-その?

食・レシピ

今年も裏山の梅の木がしっかりと実をむすんで、大きな粒や小さな粒の
野梅がたくさん収穫できました。

忙しい合間をぬって夫が収穫を手伝ってくれました。
お蔭で、10Kgも取ることができました。
ほんとうは木で熟した梅を収穫したかったのですが、毎日ついてとれる状況にないため、青梅での収穫となりました。
持ち帰って熟すまで置くことにしました。
熟すまでの4日間、梅の甘い香りに包まれてなんとも自然の営みの奥深さに
触れた想いがしました。

毎日、梅の様子を見ながら、そろそろ漬け頃と判断し、水に一晩浸してざるにあげ、少し水気がある状態のところにお塩と一緒に付け込みました。


3日ぐらいで水が上がって、梅全体がかぶってくるはずです。
それまでカビなどこないように、奥出雲の米焼酎「砂の器」を袋の口に霧吹きでふきかけます。
なんと言っても、アルコール度数42度の焼酎ですから効果覿面です。
和製ウォッカというところです。
これがおいしいんです。
カビがきたら、おしまいですから、これからしばらくは毎日梅干しとご対面です。
私は、塩分18%の梅干しにします。
この梅は、土用干しの後、一年熟成させます。
紫蘇を入れての本漬けは来年です。
そして、食べれるのはその翌年の梅雨をすぎてからです。
3年後にやっとおいしく食べれます。
熟成するのもですが、種の中の白い実の成分が引き出されるのに3年ぐらい
かかるということです。
種の中の白い実には、生のときに毒性があるため、梅は生で食べてはいけないと
言われています。
3年前の梅干しを食べていますが、梅干しなど食べたことのなかった夫が
おいしいと言ってくれています。
遠方に住む子供たちもリクエストしてくれます。
スーパーとかで梅干しを買っても、何か味がついていていやだそうです。
なかなか塩だけで漬けた梅干しに出会えないようです。
さあ、今年はどんな梅干しにしあがるでしょうか。
この続きは、後日またご紹介します。
それにしても、自然だけに育てられた野梅を身近で収穫できる環境に
あることに感謝、感謝です。

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